昭和歌謡と平成女

平成女の、平成女による、平成女のためのブログ

ジュリアに傷心

友人の影響でブログをはじめることにしたのは本当に軽い決意で、ただ、SNSが普及して言葉が乱れるように流れるこの世の中に自分なりの言葉を発信する場として使っていこう。そんな気持ち。

単なる公開日記のような、
わざわざ人に伝える程でもないような、
でも言葉にすることで自分の外には出したいような、そんな自己満足。

「いいね」や「アクセス数」のような現代病の素などは微塵も気にしないことを宣言した上で始めることに。


まずはブログ名の説明から。
昭和歌謡と平成女」
つまりは昭和歌謡に心を代弁させ、
昭和という響きに憧れ、
平成に生まれたことを残念に思いながら生きる
心の弱い平成女のぼやき。そんなところ。

そして記念すべき初回タイトルは
今ハマっているチェッカーズの名曲から拝借。

サビの直前、
「俺たち都会で大事な何かを失くしちまったね」
が心に刺さる上京2年目の駆け出し。

関西の片田舎から上京し、
東京という響きに胸を踊らせたあの頃から1年。
都会で送る目まぐるしい生活に必死にしがみついた1年。
もうすっかり東京の家に「ただいま」を言うのが日常になった今、いつの間にか、心のどこかで地元で暮らしている人の事を"ぬるい"と思わないと自身が頑張れなくなっていた。

目まぐるしい生活を見知らぬ土地で孤独で送っているような錯覚に、比較対象を見出すことで自身に余裕を持とうとしていた。
そんな悲しい気付きに"都会で失くした何かを"見出した。

なぜ昭和の歌謡曲はこんなにも考えさせられるのか。そして気付きをくれるのか。

そんなことをボヤきながら今日もまた日常を。

平成女。